読了時間 約 4 分です。
MM総研はユーザー調査を基にした、NTTドコモ・au・ソフトバンク・ワイモバイルのフィーチャーフォン・スマートフォン利用者及びMVNO SIMカードの月額利用料金及び音声通話・データ通信サービスの利用実態を発表しました。
見出し
スマートフォン・MVNOの月額利用料とサービス利用実態
■ 音声対応MVNOの平均月額利用料金は2,072円でスマートフォンの3分の1
■ 1週間の通話時間はフィーチャーフォン 19.9分/スマートフォン 23.5分/MVNO 5.9分
■ スマートフォンの月間データ通信量は平均 4.31GB/中央値 3.00GB(ギガバイト)
■ 1日の通信サービス利用時間はフィーチャーフォン 67.8分/スマートフォン 179.2分/ MVNO 155.2分
新料金プラン利用率
月額利用料金
スマホはフィーチャーフォンの約2倍
格安SIM月額利用料金はスマホの約3分の1
MVNO事業者がリリースしている格安SIMを利用しているユーザーの月額利用料金についても同様に分析した。その結果、音声通話対応格安SIM利用者は2,072円となった。音声非対応格安SIM利用者は1,552円となった。
音声通話対応は約33%で3分の1、音声非対応は約25%で4分の1の金額となった。
大手キャリアのフィーチャーフォンと比較した場合も、音声対応MVNOは約64%、音声非対応MVNOは約48%の金額となり音声通話対応格安SIMを利用してもフィーチャーフォンよりも安い月額利用料金を支払っているとのことも判明しています。
通話時間
格安SIMの通話時間は4分の1
1週間の通話時間に関しては、フィーチャーフォンが19.9分、スマートフォンが23.5分に対し、MVNO(格安SIM)は5.9分とかなり少ない結果です。格安SIMにはかけ放題プランなどの通話定額プランが存在しないためにユーザーが通話を制限しているか、元々、通話が少ない方が多いのかも知れません。
通信量
大手キャリアのスマートフォンの月間データ通信量は平均 4.31GB/中央値 3.00GB 月間通信量は「~1GB以下」19.6%、「~2GB以下」21.4%、「~3GB以下」13.3%となり、約54%のユーザーが3GB以下の通信量となっています。
格安SIM利用者の現在契約しているデータ通信容量プランについては「月間3GB以下プラン」63.1%が最も多く、「デイリープラン(110MB/日など)」9.8%、「月間5GB以下(3GB超)プラン」9.4%の順となった。格安SIM利用者は大手キャリアのスマートフォン通信量同様、3GB以下に収まるユーザーが過半数との結果に。
出展:MM総研
まとめ
今回のMM総研の調査データを見ると格安SIMの月額利用料金は大手キャリアのスマホやガラケーよりも安くキャリアスマホの月額利用料金の3分の1に抑えられるとの結果が発表されています。多くの格安SIM業者の参入や大手キャリアのサービスをユーザーが自分の使用状況を考え自分で選ぶことにより月額利用料金を大きく節約することが実現可能の時代です。スマホの料金を見直し自分で選択することが重要なのかもしれません。
コメントを投稿するにはログインしてください。