皮膚刺激性試験
試験目的 皮膚刺激性をウサギを用いて検討することを目的とした。
要約
日本白色種の雄性ウサギ3匹を用いて、皮膚刺激性試験を実施した。
0.5mlを2.5cm×2.5cmのガーゼパッチに塗布したものをウサギの背部皮膚に4時間適用し、パッチ除去1時間後、24時間後、48時間後及び72時間後に皮膚反応を観察した。その結果、観察期間を通じて被験物質適用部位に紅斑(痂皮)と浮腫の形成は認められなかった。本試験条件下では、
皮膚一次刺激性インデックス(PCI)は0であり、「Non-imtant(無刺激物)」であると判断できる。
急性経皮毒性試験
試験目的 ラットを用いて急性経皮投与による毒性を検討することを目的とした。
要約
Sprague-Dawley系雌ラットを用いて急性経皮毒性試験を実施した。
投与量は2000mg/kgの1用量(限界試験)とし、雌5匹のラット背部皮層に24時間貼付(投与)した。24時間貼付後14日間に亘って生死の有無、一
般状態観察及び体重測定を実施し、その安全性を評価した。その結果、14日間の観察期間を通して死亡例は認められなかった。一般状態の観察におい
て異常は認められなかった。体重推移については、投与後1日に経皮投与の物理的なストレスに起因する体重減少がみられたが、いずれの動物もその
後は順調な増加が認められた。以上の結果より、ラット急性経皮投与におけるLD50値は2000mg/kg以上であり、本被験物質は経皮投与により毒性を
発現しないものと考えられる。
日精バイリス株式会社滋賀研究所